2010年10月02日

バンコクで歯医者

バンコクでは6年ぶりに歯科医に行った。

年1回くらいのペースで親知らずが痛くなるのだが、
いつもなら放置プレイでも通常1〜2日で治る。

しかし今回は、経験した事のない激しい痛さだったので
薬屋に相談すると鎮痛剤と消炎剤を処方してくれた。

しかし、薬を飲んでも痛みは増すばかり。
翌日思い切って歯医者へ行く事にしたのだった。

実は親知らずの”歯”そのものが痛いのではなく、
その周りの歯茎が腫れて痛むというものだけどね。

親知らずの頭が見える程度に少しだけ生えているが、
親知らず周辺が痛くなる時はいつも偏頭痛がしたり、
どちらか一方の目が見えづらくなるという症状も加わる。

だから、親知らずが生えてこようとして
神経を突いているための副作用なんじゃないかと思うが、
「食べかすが詰まりやすいので炎症が起きやすいだけ」
と昔、日本の歯医者に言われた。

また
「(下の親知らずは)抜かない方がいい。
 防ぐには丁寧に歯磨きするしかない」

と言われていた。

ちなみに俺には、
歯医者の受付嬢の部屋に転がり込んでいた時期があり、
「下の親知らずは抜きにくいから歯科医は嫌がる」
と女が言っていたので抜歯は諦めていた。


ところで、今回の歯科クリニック。

近所の古い歯科医に行くと、ドアに鍵がかかっている。

歯が痛いというジェスチャーをすると漸く、
ガードマンがドアを開けてくれた。

「今日は先生は居ません」

「え?」

「チョー痛いですか?」

「チョー痛いです」

「う〜ん・・・」

受付は奥から先生を呼んでくれた。

(なんだ、居るんじゃん・・・)

「私は今から講義があるから今日はダメです。
 チョー痛いなら、近所の歯科医を紹介します」


「は、はあ・・・」

面倒くせえ展開になったが、言われるままにしていると、
別の歯科医に電話して勝手に予約までしてくれた (^∀^)

「じゃ、すぐに行って!」

「はあ・・・」

徒歩5分くらいで到着。
一見、「中華料理屋?」と見えなくも無い構え。

ドアを開けて中に入ると、入った所に
歯科医と受付嬢が並んで座っていた。

(手ぐすね引いて待ってました、って感じだな・・・
 そんなに暇な歯科医なんだろうか・・・?)


「××先生の所からいらした方ですね?」

「はい」

「どうぞ」

丁寧な言葉遣いと低い物腰で、医師独特の威圧感はない。
奥の部屋で歯科専用の例の椅子に座らされる。

まずタイ語で症状を説明すると、

「X-RAY(レントゲン)撮りましょう」

ヘンな固い紙のようなものを咬まされる。
それが歯茎に刺さって痛い。

2〜3分で終了。

現像する間に、
先端が海賊の腕みたいになった道具を使って
軽く歯垢を削り取ってくれた。
(それはそれで心配だ。日本とはやり方が違うから)


レントゲン写真を見て医師は言った。

「抜く方がいいですよ」

「エッ!」

「抜本的治療法は抜く事です」

「下の親知らずは抜きにくいんですよね?」

「そうです。でも、来週の月曜日には
 ”抜歯の名人”が来ますから安心してください」


「ええ〜っ・・・」

「恐くないですよ!ヤットコで引っこ抜くだけです」

ワールドダウンタウンのフィリピンロケで、
路上の歯医者というのをやっていたが・・・

一瞬、アレを思い出して恐くなった がく〜(落胆した顔)

恐らく、YOUTUBE ではもう見れないと思うので、
見逃した人のために解説すると・・・

乞食みたいなオッサンがやっている路上のモグリ歯科医で、
ボールペンの先端を使って虫歯を引っこ抜くという荒業師。
( reported by ロベルト・ガビシャン。まあまあ面白かったよ)

また、天才バカボンでも「虫歯はヤットコで引き抜く」
なんてネタがあったが、アレは漫画だから恐くない わーい(嬉しい顔)

「ちょっと考えます」

「じゃ、とりあえず掃除しておきますよ。
 コレでやると奥深くまで綺麗に掃除できるから」


「はい・・・」

塩水のような味の水を少し吹き掛け、
腫れている歯茎の中を掃除して終了。

最後に

「内服薬を処方しておきます」

との事。

見ると、
昔、会社のホン・パヤーバーンでよくくれた
いかにも体に悪そうな抗生物質だった。

「これを食前30分前に2粒飲んでください。
 薬局で買った痛み止めと炎症止めが残っているならそれも飲めばいい。
 ウチで処方するのは抗菌剤だけ」


会計すると650バーツだった。

受付には料金表が置いてあって、
X-RAYは150バーツ。
抗生物質が6日分なので150Bくらいかな?

ちょっと高い気がするが・・・
紹介料込みなのかな?

で、抜歯の料金は各種あって、
・500〜1000
・1000〜2000
・2000〜5000バーツ
の3種類あるが、
「アナタは2000〜5000です。
 5000は超えないという事です」


親知らずの抜歯は高いのだ。

「は〜・・・考えます・・・」

と言ってとりあえず帰ったが・・・

昼食前に抗菌剤を2粒飲み、その4時間後
いい気分(温泉)に到着した時には痛みもなくなり、腫れも少し引いたので、
抗生物質が効いているのは間違いないトコだ。

ただ通常、俺は抗菌剤は恐いので、なるべく飲まないようにしている。

風邪で抗生物質を処方されても1粒も飲まずに捨てるし、
ひどい喉の痛みなどでも、最初に1個だけ飲んで後は捨てる。
(昔、バンコク駐在員日記でも書いたと思う)

最近、
「中国人の抗菌剤飲み過ぎで耐性菌が中国に氾濫している」
なんてニュースがあったが、何十年前から指摘されてきた事か?!

抗生物質が効かない細菌に感染すると致死率が高い。
抗菌剤を大量に飲むと、体は冒されると考えた方がよい。

善玉菌である、腸内のビフィズス菌も(恐らく)死ぬので、
屁が臭くなったり、便秘になったりしやすいんじゃないかと思う。

タイでもやたらと抗生物質を処方するので、
タイで生活する人は医師・薬剤師を100%信用するのでなく、
抗菌剤に関しては自己責任と考える方がいいと思う。

そもそも、風邪(ウィルス)に抗生物質は効かないし、
細菌(バクテリア)による病気であっても、
極力、抗菌剤を飲まずに治すよう、医師にも相談する方がよいと思う。

ただし、淋病の時だけは別だが わーい(嬉しい顔)

ま、それは置いといて・・・

今回は

「腫れや痛みが治まっても、全部飲み切るようにしてください。
 一時的に治まっても、ぶり返す可能性がありますからね」


と歯科医に言われた。
俺の推測だけど、これが後に影響する事になる。

そういえば
タイ自由ランドというフリーペーパーに、最近は見かけないけど、
歯科医のドクター久米のコラムってのがあったが、
そこに質問でも送ってみようかな〜

「下の親知らずは抜いていいですか?」って

(ドクター久米は常々、
 ”日本の歯科医療は世界的に見てレベルが低い”と書いていた。
 その原因の一つは、治療費が安すぎるからだとか)


そんなワケで
歯科医で使うタイ語については
http://fufuokamura.himegimi.jp/kurashinojoho/dental.html
ココを参照してね!

俺はこのページを見てから行ったのではないけど、
後から見てもコレで歯科医との会話はほとんどOKだったよ!

<今回の教訓>

カワイイ受付嬢が居る歯科医を日頃からチェックしておく事。

そうすれば、歯が痛くなった時も憂鬱になるどころか、
嬉しくてスキップしながらその歯科クリニックに向かうはずだ。

(こんな地味なネタを書いたのは、
 来週からの展開に微妙に影響したから)





posted by フーフー岡村 at 01:00| Comment(4) | タイの歯医者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
10年も前のことですが・・
友人がバンコクの日本人相手の
歯医者で治療し、
後日日本の歯医者に見せたところ、
"酷い治療だ"、と言われたそうです。
ですので、かわいい受付がいて、
且つ信頼できる歯医者さんがいるところを
探して下さい。

韓国では、直せる歯でも抜いてしまい、
インプラントで金儲けしている歯医者がいて、
困ります。

ところで、
数年以上の滞在の場合には海外旅行保険でも、
歯の治療費が効くようになりませんかね。
Posted by kk(koko) at 2010年10月04日 18:26
おはよぅ。

今日の最高気温は23C
ま〜なんて気持ち良いのでしょう。
きんもくせいの香りが爽やかです。

今回のエントリーは、口中問題? にしては エロネタが抜けてないかい?

去年の7月から、おいらが実践してるのが、塩素水(水道水も塩素消毒してます)200PPMで、歯磨き後にリンス磨きしてます。これによって、口中の菌類が死滅します。虫歯、歯槽膿漏が強く予防されてます。

日本の歯医者は儲からないので、自由診療の「パーフェクトペリオ」治療をするところが増えてます。要するに、一回目は、600PPM塩素水で歯垢を取り除き、以後200PPM塩素水でメンテしましょう。です。

歌い文句に「高純度活性型塩素水」とありますが
「高純度」=食品グレードの、
「活性型」=使用濃度に希釈した
「塩素水」って事でしょ。
自分で作ってます。 ( ̄□ ̄;)!!

化け学出身だから、楽勝さ。

では、また。
Posted by K・SS at 2010年10月06日 08:07
ω゚)ノ ミンスキエサレ


歯痛は嫌ですねえ…

他のどんな痛みにも耐える事が出来ても歯だけはダメです。
痛いと分かっていても、舌で患部を触って涙目になったり、別の歯でカチカチして憤死したり、虫歯の穴を吸ってみて悶絶したり。

俺だけですかねw


歯は万病の元です。
お気をつけ下さい。
Posted by とら at 2010年10月08日 22:15
バンコクジジイさん

>アメリカなら2回行けばOKなのに日本だと3ヶ月以上ダラダラと治療で。

そうなんですか?!
そういえば、日本がチンタラ治療するのは
日米で保険の仕組みが違うからと聞いた事があります。

>で、タイで抜くんですか?

抜きません!!恐い事を言わないでください (^∀^)


kk(koko)さん

昔、インプラントの記事を書いたんですけど、
あの件も日本では考えられないと笑われましたね。

>かわいい受付がいて、且つ信頼できる歯医者さん

これを探すのが一番ですね。
早速明日から探します (*`艸´)ウシシシ

>海外旅行保険でも、歯の治療費が効くようになりませんかね

事故扱いなら保険がきくらしいですね。



K・SSさん

タイも涼しいですよ。パクチーの香りが爽やかな今日この頃です。

しかし・・・口内殺菌なんてしていいんですか?
抗菌グッズ大嫌いな私としてはリステリンやGUMデンタルリンスすら恐いです。
常在菌が死ぬと却って不健康のもとと思うんですが・・・
ソムタムに唐辛子1個入れれば十分な気もします (^∀^)

なお、エロネタは控えめにしてるんです。
悟りを開いたと思ってください (*`艸´)ウシシシ



とらさん

外国で歯の治療が恐いのは、刃物を口の中に入れられるからだと思うんですよ。
でも、いつかは死ぬんだからと開き直ればどうって事ないですよ!

ところで、
既に書いたかもしれませんが・・・

トンロー屋台街(スクンビットソイ38)入ってすぐ右側に
深夜まで営業している粥屋があります。
最近、2回にわたって食べてみましたが、まずまずでしたね。
ムーサップと卵入りで35バーツ、大盛りなら40バーツです。

米がドロドロになるまで煮込んであるので
カオトム(雑炊)のような贋チョクでなく、粥らしい本物のヂョクですね。
今年の年末あたりに、タイ料理ブログにアップしてみるつもりです。
一度お試しください!
Posted by フーフー岡村 at 2010年10月09日 00:28
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。