2010年11月27日

バンコク電脳街「パンティッププラザ」でパソコン修理

バンコクで株・FX・先物などで生活していて最も困るのは、
突然パソコンが使えない状況に陥った時だ。

ネットが繋がらないのも困るが、その場合は
最悪でも WIFI が使えるカフェなどに行けば何とかなる。

しかし、パソコンが壊れるのはマズイ。

メールチェック程度ならインターネット屋の端末を使ってもいいが、
ネット屋のパソコンに証券会社のパスワードを入力するのは恐い。
ネット屋のパソコンはウィルスだらけと考えて間違いない。
(以前の記事参照。尚、この時の郵便物は香港にチャンと届いていた)

さて、そんなある日・・・

パソコンが不調で処理速度が異常に遅い。

タスクマネジャーで調べると、
CPU使用率がずっと100%になっていた。

アプリケーションを全部閉じてもいつまでも解消されない。
(というか、全部閉じるだけでも数分かかるくらい遅い)

そういえば・・・と思い出したのだが
昔は「ゴーッ!」と唸っていたファンの音が聞こえないので
CPU冷却ファンの不調だという事は想像できた。

冷却ファンが動かず、CPUが過熱してパフォーマンスが落ちるのだ、
という事くらいは、PCの知識に乏しい俺にも推測できる。

試しにパソコンの下部(板というかカバー)を触ると、けっこう熱い。
裏側のインターフェースの端子には、触れないくらい熱くなっている物もある。

これってヤバイ・・・? がく〜(落胆した顔)

自分でバラして見ると、やはりファンが動いてない。
ファンの羽根にはホコリがビッシリ付いている
fan_zoom.JPG

フタを開けた状態で電源ONにしても、
ファンの羽根は一瞬ピクッと動くだけで、その後は微動だにしない。
何度繰り返しても同じだった。

何度やってもピクッと動くという事は、
電気は通っているという事なので、分解掃除と注油で直ると思った。

しかし、俺はデスクトップを分解して加工した事はあっても、
ノートパソコンは初めてだったし、自力で修理は苦戦しそうだ。

雌の六角レンチやピンセットも買ってこなければならないし、
接着で取り付けられている部品もあるので、
専用ボンドも買う必要があるし、接着のノウハウも知らない。

かといって、バンコクでパソコンを修理に出して預けると、
メモリーなどを抜かれるという話をよく聞くので不安だ。

俺の友人も、メモリーを抜かれた挙句、
故障は直らなかったという悲惨な結果に終わった事がある。
(PCの知識がないと、メモリーを抜かれた事に気付かなかったりする)

かといって、日本に帰国するのはまだ先の話だし、
又、日本だとメーカー修理になる可能性大で、
その場合、費用は2万円くらいになると予想される。

2万円はいいとしても、日本までノートパソコンを
わざわざ修理のために持ち運ぶのが面倒くさい。

それに、メーカー修理は2週間程度かかるだろう。
余裕を見て3週間ほど日本に滞在する必要があるが、
日本に2〜3週間も居るのは苦痛だ わーい(嬉しい顔)

どうしようか数日間考えていたが、
日に日にパソコンの処理速度が重くなっていく。

この際、バンコクで修理に出そうと思った。
日本より安くて速いはずだし、運送しないので2次災害も防げる。

有名なバンコクの電脳大廈「パンティッププラザ」へ下見に行くと、
どこの修理屋でも、ファンの交換なら約2時間でOKだという。

たった2時間なら、目の前でやってもらえばいいので決心した。
(交換や修理だけなら2時間もかからないはずだが)

尚、アチコチ見て回ったところ、
新品ファンの汎用部品の値段は40バーツくらいから。

<数日後>

3階の修理屋で数軒に訊いて回ったので、
数日後に再び行ってみたが、場所が思い出せない。

ウロウロしていると、愛想いいオッサンが声をかけて来たので
そこに頼む事にした。

「ウチは部品交換はしないよ。修理だけね!」
と言われたが、
対応する新品部品を探すのも時間がかかる事だし、
とりあえず修理で十分だろう。

症状を説明し、費用を訊くと、
「500バーツくらい。詳しくは見てからだね」
と言うので、まず、俺自身でバラして見せた。

ノートパソコンの分解方法は原則的には皆同じなんだろうが、
メーカーやモデルによって少しづつ違うので、
画面を外す所までは自分でやる方が早いし、かつ安全だ。

また、自分でバラせるところを見せれば、
ある程度の知識があると思ってくれるので、
メモリーを抜くなんて事はできないだろう、という計算もある。
(と言っても、俺にはPCの知識はほとんど無いんだけどね)

で、電源ONにしてもピクッとしか動かないのを見せると、
店員が手早くファンを外してどこかへ持って行った。

で、数十分で戻って来て、ファンの一部品を見せながら
「この部品はダメだ。モディファイするよ」

モディファイとは「変更」とか「修正」という意味の英語だが、
他のパーツを加工して流用するという意味と俺は理解した。

店員が持って来た古い部品を見ると、
洗浄か取り外しの際に羽根を一枚折ってしまっていた。
ブツは油で洗ったようで、ベトベトしている。

oldparts.JPG

で、店員が言うには、古くなって動きが重くなっている。
(磨耗しすぎか何かで摩擦が生じているのだと思う)

比較すると、
店員が持って来たモディファイ用のパーツは確かに動きが軽い。

OKすると、店員は早速、カバーに合うように加工を始めた。

プロにとっては難しい作業ではないのだろうが、
傍から見ている限りは、時間もかかっているし面倒臭そうだ。

「これじゃ、やっぱ500だな。300は無理だね・・・」
と、店員とマネジャーらしき男とが奥で話すのが聞こえた。

店が忙しいのもあって、結局、約3時間で修理完了。

冷却ファンのカバーに流用部品を取付加工し、
それをPCに取り付けて作動するか確認。OK!

ちなみに、元々ついていた純正部品にくらべ、
流用部品は羽根の幅が若干ながら細い。

が、わずかな違いなので、これは大丈夫だろう。

取り付け完了し、組み立て直して起動したが、問題なく動く。
数年前と同じく、うるさいくらいにファンが回っている。

これで、あと5年くらい使えるかな〜ぴかぴか(新しい)

日本で修理すれば、新品の部品に交換で約2万円のところ、
バンコクだと流用部品の一部交換とはいえ500バーツ≒1400円弱だから、
(日本で修理しようかな・・・でも、データ見られたら嫌だな〜)
なんて悩んでいたのがバカらしくなる。

車やバイクと同じで、壊れた所を修理して直せば、
更に愛着が湧いてきて、これからも大事に使おうと思うようになる。

というワケだから、
パソコンが壊れたらタイで修理しましょう!




posted by フーフー岡村 at 01:00| Comment(0) | バンコク生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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